「40代くらいから下っ腹がポッコリと出てきた」と感じた方に耳寄りなお話です。下腹が出てくると、体型や姿勢が変わり、腰痛や肩こりにまでやりやすくなります。「これ以上増えたくない!どうやって解消すればいいの⁉」という疑問を解決します。ぜひ読まれてくださいね!
ポッコリお腹になる原因

「量はそんなに食べていないのに、お腹に脂肪が溜まる!」と感じる人もいるでしょう。その原因は、「血糖値が急に上がること」にあります。血糖値が急激に上昇すると、脂肪をどんどん蓄えやすい状態になります。
ここで、「血糖値が上がる事で脂肪を溜め込む」という仕組みをお話しましょう。
動画での説明はこちらから!
なぜ血糖値が上がると、太るの?

例として「お米食べた」としましょう。
お米を食べると、血糖値が上昇します。すると、脳が「血糖値が上がりました」と感じます。
その後、脳から「インスリン」というホルモンが出されます。脳は「体に脂肪を溜めよう!」というスイッチが入ります。このインスリンがスイッチとなり、糖を脂肪として取り込もうとするのです。なので、インスリンができるだけ分泌を抑えることが重要です。
ポッコリお腹解消のために「血糖値の急上昇」を抑えよう

では、どんな食べ物が血糖値が上げにくいのでしょうか?
「GI値」という言葉を聞いたことがありますか?
GI値とは、炭水化物を食べた際に、分解され、糖に変わるまでのスピードを現した数字です。そして、食べてから、急に血糖値が上がる食品を「高GI食品」といい、血糖値が緩やかに上がる食品を「低GI食品」と呼びます。
例えば、ご飯には、「白米」と「玄米」を例に説明します。2つの食材を食べた時に、血糖値が急上昇しにくいのは、玄米です。玄米は皮に包まれているため血糖値が急に上がりにくいですが、白米は、玄米の皮をむいているため食べた際に吸収されやすくなり、急に血糖値が上がりやすくなります。なので、玄米は、「低GI食品」、白米は「高GI食品」です。
他の食材では、一覧のようになります。
高GI食品 | 低GI食品 | |
パン類 | 食パン | 全粒粉パン(ライ麦パン) |
芋類 | ジャガイモ | サツマイモ |
麺類 | うどん | そば |
高GI食品と低GI食品の簡単な見分け方は「白っぽい食品か、茶色系の色の食品か」です。
- 高GI食品は、精製された食品なので、色が白っぽいものが多いです。例)白米、食パン、うどん。
- 低GI食品は、食品の皮や、食物繊維が含まれているので、茶色っぽい食品が多いです。例)玄米、全粒粉パン(ライ麦パン)、そば。
「太ったから痩せなきゃ!」と躍起になっている人は、カロリーばかり気にしがちですが、血糖値の急上昇に注目しないと中々痩せることはできません。
ランチを例に挙げてみましょう。
A:おにぎり+春雨スープ
B:サンドイッチ(全粒粉)+コンソメスープ
OLさんによくあるランチですが、どちらが、血糖値が急上昇してしまうかは、Aです。
おにぎりの糖質は約30g、春雨スープの糖質は約20g。計40gです。
一方、Bは、サンドイッチの糖質は約20g、コンソメスープの糖質は約5gほどです。
一見、おにぎりの糖質30gと、サンドイッチの糖質20gでは、10gほどなので「あまり変わらないのでは?」と思うかもしれません。しかし、精製された白米は食べてからすぐに血糖値が急上昇するため、脂肪を溜め込みやすくなります。しかし、サンドイッチ(全粒粉)は、皮も一緒に粉にしてあるので、食物繊維が豊富です。すると、食べても血糖値は緩やかに上がるので脂肪は溜めにくい食べ方になるのです。
最近では、低糖質の食品も増えているため、同じパンでも糖質の少ないパンを選ぶようにしてみましょう。
まとめ
「ポッコリお腹」の解消には、血糖値の急上昇を抑えることが重要になります。
毎日の食事を見直して、「白っぽい食品ばかり食べていないか?」チェックし、低GI値の食品を食べるように意識してみましょう。血糖値の急上昇を抑えた食事を継続すると必ず、体は変わってきます。私たちの体は日々の食事から作られています。ダイエットを成功させるためにも、毎日書き留めておくと面白い発見ができるかもしれませんね。
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