
新型コロナウイルスが世界的に流行している中、多くの人々が不安を抱えています。
そんな中、感染する人としない人がいますよね。
その差は何でしょうか?
今回は、2つの視点に目を向けて免疫を上げる方法をご紹介します。
免疫を上げる方法
|
免疫を上げるためには?

ウイルス対策に「免疫力を上げる」という話をよく聞きますが、実際にどのようにすればい良いか具体的に答えられる人は少ないです。
2つの事に注目してお話していきますね。
体温を上げる

私達の体は細胞によって構成されており、その数はなんと、約37兆個!
その中に、免疫細胞がいます。
免疫細胞は、害をもたらす物(細菌やウイルス)から、体を守るために働きます。
この免疫細胞は、体温が上がると、より活発になります。
免疫が正常に働く体温は約36.5°。
風邪をひいて、熱が上がるのは、体が、免疫細胞を活発に働く環境を作るためなんですね。
(体温が1°上がると一時的に最大5~6倍アップします)

逆に、体温が1度下がると免疫力は37%低下すると言われています。
(文献:株式会社ケイクリエイション より)
- 体温を上げるためには、たんぱく質を食べ、筋肉が血液を送りやすい環境を作る。
- 体を冷やさないようにする
などの工夫をしましょう。
腸内環境を整える

免疫細胞の約6割は腸にいます。
そのため、腸内環境を整えることは免疫細胞の増殖、活性化にもなります。
すると、食事の際に、食物と一緒に入ってきた病原体(細菌やウイルス)を腸内で撃退することができるのです。
免疫細胞は腸内の善玉菌により活性化します。
善玉菌を増やすには、善玉菌のエサとなる食物を食べましょう。
①発酵食品を食べる

代表的な食べ物は、乳酸菌を含む発酵食品です。(ぬか漬け、ヨーグルト)
他の発酵食品は、納豆や味噌類、キムチ、チーズがありますね。
②食物繊維をとる

食物繊維は、善玉菌のエサになり、便通も良くします。
水にとける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維をバランスよく食べるのが理想的です。
水溶性食物繊維:めかぶ、オクラなどネバネバした食品
不溶性食物繊維:ゴボウ、サツマイモ
まとめ
免疫力を上げるためには、2つのことをしましょう。
- 体温を上げる
- 腸内環境を整える
自粛で外出する機会が減っていますが、リビングで足踏みをして体温を上げる、など体を動かしてみませんか?
腸内環境を整える食品を食べて体の中から、元気にすることで、ウイルスに負けない体作りをしましょう。
コメントを残す