
当店には、膝に関する悩みを抱えたお客様が多く来院されます。
カウンセリングで多くのお客様が疑問に思っていること。
「なぜ、膝が痛くなるの?」
原因は、1人1人違いますが、今回は、大まかな概要のお話をしますね。
「膝の痛み」は、体の関節の中でも、比較的小さい膝関節に、負担がかかり続けることにで「痛み」になります。
痛みを感じるタイミングは、
- 伸ばす時
- 曲げた時
- 動き始め
- 夜に痛む
など、個人によって違います。
病院やテレビで「加齢による軟骨のすり減りが原因」と言うこともありますが、実は、原因はそれだけではありません。
この記事では、「膝の痛みの原因、痛みを楽にする対処法」をご紹介します。
Contents
膝関節の痛みとは?痛む部位によって原因が違う

一概に「膝」と言っても、場所によって原因が異なります。
膝の痛みも原因は大きく分けて、2つあります。
- 膝の内側の痛み
- 膝の外側の痛み
1つ目:膝の内側の痛み

膝の内側の痛みを訴える人は多いです。
軟骨のすり減りや半月板、靭帯、膝の内側にある筋肉が原因と言われています。
「膝の痛みは軟骨のすり減りによるもの」と多くの人が思っていますが、実は膝の内側の筋肉が原因であることが多いのです。

膝の内側の筋肉は、内側ハムストリングス、縫工筋と呼ばれる細長い筋肉があります。
生活の中で、曲げ伸ばしや階段など、体重を支えながら動く際に、膝が内側に曲がりやすい癖があると、内側の筋肉が骨と擦れやすくなります。

すると、膝の筋肉が炎症を起こし、痛みに繋がります。
膝の軟骨は加齢と共に、すり減るので、膝の軟骨も「膝の痛みと無関係」ではありません。
しかし、ご高齢の全ての方が「膝が痛い」わけではないのは、「膝の痛みの原因は軟骨ではない」という証拠でもあります。
2つ目:外側の痛み

膝の痛みは、膝の外側にある靭帯が太ももの骨との摩擦により痛みが現れやすいです。
膝の外側には腸脛靭帯と呼ばれる靭帯があります。

本来、体はお尻の大きな筋肉で体と膝を支えますが、中殿筋と呼ばれる筋肉が衰えると、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯で膝を支えようとします。
しかし、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は中殿筋より薄く、細長い筋肉であるため、中殿筋ほど耐久性は強くありません。
「膝を支えよう」と硬くして膝を安定させようとします。
この状態で大腿骨と擦れ合うことで炎症となるのです。
これを「ランナーズニー」と言われます。
(ランナーに多くみられる症状です)
膝の痛みの対処法は?マッサージと筋トレが重要

膝の痛み、と言っても内側と外側の部位によって原因が異なります。
どちらも痛んでいる「筋肉」が原因であるため、硬くなった筋肉を柔らかく、筋肉へのストレスを減少させることが必要です。
そのためには、マッサージと筋トレが必要です。
内側の痛みであれば、膝の動きを真っすぐに動いているかの確認が必要です。
外側であればお尻の中殿筋と大腿四頭筋を鍛えることで、膝関節にかかる衝撃から守ることができます。
このように膝関節周辺の筋肉を鍛えるのは膝の内側・外側どちらともの痛みを和らげることになるのでとても重要です。
太ももの筋肉のマッサージ
当院で行っているマッサージ法をご紹介します。
(1分間の紹介動画です)
膝の痛みがある時は、膝周りの筋肉をガチガチに固めていることが多いです。
特に、膝の内側にある内側ハムストリングス、外側にある腸脛靭帯が硬くなりやすいですね。
膝周りを触って、「どこが硬くなっているかな?」と探ってみましょう。
筋肉が柔らかくなると、膝の血流が良くなり、膝の痛みが軽減する可能性があります。
膝の筋肉を鍛える
筋肉を柔らかくしただけでは、対処法にすぎません。
体重を支えられるほどの「筋力」が必要になります。
ここでは、簡単なスクワットの方法をご紹介します。
初心者向けスクワット

- 椅子など支えになるものにつかまる
- お尻を後ろに引き、「腰を下に下ろす」イメージで膝を曲げる
(注意!膝がつま先より出ないようにする。)
ゆっくりを5回ほどやってみましょう。(痛みがあればやめてください)
一般的に「スクワットは膝に良い」と言われていますが、正しくできている方は少ないです。
「スクワットしているのに、膝の痛みが変わらない。病院の筋肉を鍛えるようにと言われたが、正しくできているかわからない」という方が非常に多いですね。
当院で行っているお尻の筋肉の鍛え方をご紹介します。
1分ほどの動画ですので、ご覧くださいね。
膝の痛みの原因と対策についてまとめ
膝の痛みは主に内側と外側の2つに分けられます。
どちらも、筋肉が骨と擦れることが原因になることが多いです。
これらを改善予防するためにはマッサージや筋トレが有効ですね。
毎日の生活に、膝のケアをする習慣を作ってみましょう。
「自分の膝の痛みの原因や対処法がわからない」という方は一度、お話を聞かせてください。

下記の流れにそってご予約下さい。
院長:奥健太郎 『お電話ありがとうございます。未病リハビリセンターハレル飯塚店です。どのようなご用件でしょうか?』
患者様 『ホームページを見てお電話をしました!』
院長:奥健太郎 『ありがとうございます。ではご予約をお取り致しますので、お名前とご希望の日時はございますか?』
患者様 『○○と申します。希望の日時は○○月○○日の○○時が希望です。』
院長:奥健太郎 『はい!ありがとうございます。その日時でご予約をお取りしました!お気をつけてお越しください。』
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