Bさんは、50代の女性です。
肩の痛みが悩みで、夜は寝返りを打つだけでも激痛が走り、慢性的な寝不足になっていました。
病院や他の整体院に通うも、症状は改善しません。
「肩の痛みとずっと付き合っていくしかないのか?」と落ちこんでいたそうです。
当院での治療を開始し、1か月ほどで夜の痛みは改善し、ぐっすり眠れるようになりました。
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という方への参考になれば幸いです。
Contents
Bさんの特徴

- 夜に肩の痛みがひどく、眠れなかった
- 病院や他の整体を受けたが、症状は変わらなかった
- 肩の痛みの原因は肩の血行不良だった
- 今では夜の痛みもなく、生活できている
何に困っていたのか?

Bさんは、悩みは肩の痛みです。
夜間痛も酷くなり、羽毛布団が鉄のように重く感じるまでになりました。
病院を受診しましたが、湿布や痛み止め、電気治療、よくわからないマッサージがあり、痛みは悪化するばかりです。
夜中に寝返りや布団を少し持ち上げるだけでも、肩の激痛で起きてしまう状態が続きました。

「病院では治らない」と感じ、他の整体に3ヶ月間、通院しましたが、症状は改善しません。
症状が改善しないことを、他の整体の先生に伝えると、
「私で治せないなら他でも無理だと思います」
と言われ、「このまま痛みが取れないのか」と、とても落ち込んだそうです。
他の鍼治療院にも通いましたが、痛みは悪化していくばかりでした。
肩の痛みの原因は?

Bさんの原因は、肩の筋肉が血管を圧迫していたことです。
肩甲骨の棘下筋を通る肩甲回旋動脈と呼ばれる、棘下筋という筋肉により圧迫され夜間時痛が起きていました。
肩甲回旋動脈は、肩関節の奥を通る血管であるため、圧迫による血流不全が起きると、「肩の奥や、全体が痛い」という痛みが生じます。
どんな施術をしたのか?

肩の筋肉の1つである、棘下筋の柔軟性を出す施術をしました。

肩甲骨周囲は、痛みを過敏に感じやすいため、弱い刺激からの施術を始めました。
人には、「適刺激」というものがあります。
人それぞれ「押されて気持ちいい」という圧は異なるので、個人にあった圧で筋肉を押されると筋肉は柔らかくなります。
さらに、Bさんには、夜間の肩の痛みが強かったので寝る姿勢を工夫していただきました。
横向きに寝る姿勢 ![]() |
図のように横向きに寝た際に、クッションを抱き枕のように抱えると、腕が落ちにくくなり、肩関節へのストレスが軽減されます。
痛みが強い場合は、日ごろの痛い動作を軽減するための工夫をアドバイスしております。
他の治療院との違いは何だったのか?
当院は、痛みの原因を細かく鑑別して、施術しています。
「筋肉」の問題が「筋肉の膜」なのか?
「筋肉の組織」なのか?
この違いが判別できると効果的な結果に繋がります。
以前、通っていた整体院では「筋膜リリース」と呼ばれる治療法だったそうです。
治療法は様々ですが、「自分の身体に合った」治療を選択してくれる整体院に行くことが大切です。
個人的に「筋膜リリースなど一つの方法に執着するのはいかがなものか?」と思うのが本音ですね(;^ω^)
治療期間は?

Bさんには、週に1回の1か月間の通院していただきました。
お客様の状態やご都合を考慮した上で、週に通院していただく回数を決めており、症状の改善は個人により異なります。
現在の状況

夜の肩の痛みはなくなり、朝までぐっすり眠れるようになりました。
他にも、肩を上げる動作(拭き掃除など)もできるようになり、家事も問題なくこなせています。
肩の動きの範囲は大きくなり、生活に支障はありませんが、あと少しこわばりがあるため、そこの治療が必要です。
まとめ
Bさんは肩の痛みに悩んでいました。
肩を上げる動作や、夜の痛みで寝不足にもなり、病院や治療院にも通いましたが、症状は改善しませんでした。
心配したBさんのご友人が、当院を紹介し、治療が始まりました。
週に1回、1か月間の治療で、夜間時痛は改善し、生活に支障がないほど肩の動きが良くなりました。
正常な肩よりは、動く範囲に制限があるため、徐々に正常な位置まで動かすための治療をおこなっております。
院長からのコメント

固くなった筋肉は「揉めば柔らかくなる」というわけではありません。
一人一人に合わせた圧を筋肉に加えることで、症状の変化があります。
- 肩の痛みが続く
- 夜も痛くて眠れない
- 肩が挙がらない
という方は当院にご相談ください。
予約の方法:下記の流れにそってご予約下さい。
院長:奥健太郎 『お電話ありがとうございます。未病リハビリセンターハレル飯塚店です。どのようなご用件でしょうか?』
患者様 『ホームページを見てお電話をしました!』
院長:奥健太郎 『ありがとうございます。ではご予約をお取り致しますので、お名前とご希望の日時はございますか?』
患者様 『○○と申します。希望の日時は○○月○○日の○○時が希望です。』
院長:奥健太郎 『はい!ありがとうございます。その日時でご予約をお取りしました!お気をつけてお越しください。』
営業時間外のお問い合わせはLINE@またはメールからお問い合わせ下さい。
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